DNSレコードの更新管理

DNSレコードの更新管理

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本記事では、クライアントポータルで DNSレコード(A / CNAME / MX / TXT など) を管理(追加・編集・削除)する手順を説明します。

重要 #

  • この画面で編集したDNSレコードが外部に反映されるのは、対象ドメインのネームサーバー(NS)が、現在このDNS管理の参照先になっている場合に限られます。
    例:ネームサーバーを外部DNS(Cloudflare / Route53 等)に切り替えている場合、以降は外部DNS側の設定が参照されるため、本画面で編集しても外部には反映されません。
  • 変更前に、現在のレコード内容を控える(スクリーンショット/メモ)ことを推奨します。特にメール(MX / SPF / DKIM / DMARC)や認証用TXTは移行漏れがあると影響が大きいです。
  • CNAME は同一ホスト名で他レコード(A/MX/TXT等)と原則共存できません。(例:www に CNAME があるのに同名で A を追加すると競合)
  • DNSの反映はTTLやキャッシュにより時間差があります。検証中はTTLを短めにし、安定後に適切な値へ戻す運用を推奨します。

免責事項・サポートのご案内 #

  • 本手順は一般的な運用例をまとめたものです。ドメイン構成や外部サービス(メール、各種SaaS、SSL自動更新等)の利用状況により、必要なDNSレコードや設定は異なります。
  • 本手順に従って実施した結果生じた間接的・派生的な損害(機会損失、業務停止、メール不達等)について、弊社は責任を負いかねます。
  • 不明点がある場合/影響範囲の判断が難しい場合/メールが絡む変更(MX/SPF/DKIM/DMARC等)を行う場合は、作業前に弊社クライアントポータルからサポートチケットをオープンしてご相談ください。

対象範囲 #

  • クライアントポータル上でのDNSレコードの 追加 / 編集 / 削除
  • 「変更を保存」ボタンによる反映(確定)

事前準備 #

  • クライアントポータルにログインできるアカウント
  • 対象ドメインがポータル上で管理できる状態(アクティブ等)
  • 追加・変更したいDNSレコードの内容(例:接続先IP、CNAME先、MX優先度、TXT値 など)

作業前チェックリスト(推奨) #

  • 変更対象のレコード(ホスト名・タイプ・値)と目的(例:Web切替/メール設定/認証TXT追加)が明確
  • 現状のDNSレコードを控えた(スクリーンショット推奨)
  • メール利用がある場合:MX / SPF(TXT) / DKIM(TXT) / DMARC(TXT) の整合性を事前確認
  • 対象ドメインのネームサーバーがどこを向いているか把握した(外部DNS運用なら外部DNS側で編集が必要)

DNSレコード管理画面を開く #

手順1:ダッシュボードから対象ドメインを開く #

  1. 左メニューから ダッシュボード を開きます。
  2. 「マイサービス」内の ドメイン タブで、対象ドメインの行をクリックします。

手順2:ドメイン詳細で「DNS」を開く #

  1. ドメイン詳細画面の左側メニューから DNS をクリックします。
  2. ページ内に「DNS管理」セクション(レコード編集フォーム)が表示されます。

画面項目の見方(DNS管理) #

「DNS管理」には、既存レコードの編集欄と「新しいレコードを追加」欄があります。入力項目の意味は次のとおりです(表示は契約プランやレコードタイプにより一部異なる場合があります)。

補足:ルート(example.com そのもの)に設定したい場合、画面仕様によりホスト名を空欄/@/「デフォルトの名前」などで表現することがあります。画面の仕様に従って入力してください。

項目 内容 入力例
ホスト名 レコードのホスト名(サブドメイン部分)を指定します。例:wwwwww.example.com のようなサブドメインを指します。ワイルドカードとして * を指定できる構成もあります。 www / subdomain / *
優先度 主に MX など優先度が必要なレコードタイプで使用します(A/CNAME/TXT では既定値のままで問題ないことが一般的です)。 10
レコードタイプ A / AAAA / CNAME / MX / TXT など、作成するレコードの種別を選択します。 A
値(画面上は「IPアドレス」等) レコードタイプに応じて値を入力します(例:A=IPv4、AAAA=IPv6、CNAME=転送先ホスト名、TXT=文字列)。 203.0.113.10 / example.target.com / "v=spf1 ..."

DNSレコードを編集する #

既存レコードの値を変更する手順です。編集後は必ず「変更を保存」で確定します。

手順0(推奨):編集前の値を控える #

  • 変更前に、対象レコード行の値(ホスト名・タイプ・値・優先度)を控えます(スクリーンショット推奨)。
  • メール関連(MX / SPF / DKIM / DMARC)を変更する場合は、影響が大きいため特に慎重に実施してください。

手順1:既存レコードの入力欄を変更する #

  1. 編集したいレコード行の入力欄(例:IPアドレス)を修正します。

手順2:「変更を保存」で確定する #

  1. 変更を保存 をクリックします。
  2. 画面の再読み込み後、変更内容が反映されていることを確認します。

DNSレコードを追加する #

「新しいレコードを追加」欄からレコードを追加します。入力後は「変更を保存」で確定します。

手順0(推奨):同名レコードやCNAME競合を確認する #

  • 追加したいホスト名(例:www)に、既に CNAME が存在しないか確認します(競合防止)。
  • 既に同名でA/AAAA/TXTが複数ある場合、意図せず複数応答(ラウンドロビン等)になることがあるため、目的に合うか確認します。

手順1:「新しいレコードを追加」に必要情報を入力する #

  1. 「ホスト名」「優先度(必要な場合)」「レコードタイプ」「値」を入力します。
  2. 例:subdomain の A レコードを追加する場合、ホスト名に subdomain、レコードタイプに A、値に接続先のIPv4を入力します。

手順2:「変更を保存」で確定する #

  1. 変更を保存 をクリックします。
  2. 画面の再読み込み後、追加したレコードが一覧に表示されることを確認します。

DNSレコードを削除する #

不要なレコードはゴミ箱アイコンで削除できます。削除後は「変更を保存」で確定します。

手順0(推奨):削除してよいか影響範囲を確認する #

  • 削除対象が Web やメール、認証に使われていないか確認してください。
  • 特に MX / TXT(SPF/DKIM/DMARC) の削除はメール不達につながることがあります。

手順1:削除したいレコードのゴミ箱アイコンをクリックする #

  1. 削除したいレコード行の右端にある ゴミ箱(削除) アイコンをクリックします。
  2. 行が削除状態になったら、必要に応じて他の変更も行います。

手順2:「変更を保存」で確定する #

  1. 変更を保存 をクリックして削除を確定します。
  2. 削除したレコードが一覧から消えていることを確認します。

確認方法(外部からの名前解決チェック:推奨) #

  • 画面上の表示だけでなく、外部から実際に名前解決できるか確認すると確実です。
  • DNSの反映はTTLやキャッシュの影響で時間差があります。変更直後はしばらく待ってから再確認してください。

確認コマンド例

  • A確認:dig A example.com / dig A www.example.com
  • MX確認:dig MX example.com
  • TXT確認:dig TXT example.com / dig TXT _dmarc.example.com
  • (より確実)経路確認:dig +trace example.com

注意事項 #

  • 「変更を保存」クリック前 は、入力しても確定していません。操作後は必ず保存してください。
  • DNSの反映は、キャッシュやTTLの影響により 数分〜数時間 かかることがあります。外部に公開されるレコードは、最大で半日〜1日程度かかる場合もあります。
  • レコードタイプによって入力形式が異なります(例:AはIPv4、CNAMEはホスト名、TXTは文字列)。入力誤りがあると反映されません。

トラブルシューティング #

変更しても反映されない #

  • 保存ボタン(変更を保存)を押しているか確認します。
  • ブラウザキャッシュやDNSキャッシュの影響があるため、時間をおいて再確認します(例:別回線/別DNSリゾルバで確認)。
  • ネームサーバーが外部DNSを向いていないか確認します(外部DNS運用の場合は外部DNS側で編集が必要です)。

入力エラーになる #

  • A/AAAA レコードは正しいIPアドレス形式か確認します。
  • ホスト名に使用できない文字(全角、スペース等)が含まれていないか確認します。
  • TXT レコードはダブルクォートが必要な場合があります(画面の仕様に合わせて入力してください)。

意図した値が返らない #

  • 同名のレコードが複数ある(AやTXTが複数)/CNAMEと他レコードが競合している可能性があります。レコード一覧を見直してください。
  • TTLが長い場合、古い値がキャッシュされていることがあります。時間を置いて再確認してください。

困ったとき(サポートチケットのオープン) #

不明点がある場合、または変更後に解決しない問題がある場合は、弊社クライアントポータルからサポートチケットをオープンしてください。
その際、以下を添えていただくと確認がスムーズです。

  • 対象ドメイン名
  • 実施した操作(追加/編集/削除)と対象レコード(ホスト名・タイプ)
  • 実施日時(おおよそで可)
  • 変更前後の値(分かる範囲で)
  • 画面のスクリーンショット(DNS管理画面)
  • 外部確認結果(例:dig A example.com / dig +trace example.com の結果)
  • 発生している事象(Webが見えない/メールが届かない等)
Updated on 2026年2月22日

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